碑文谷公園 (ひもんやこうえん)NEWS1


こんにちは、悠久(ユク)です。

公園はお好きですか?

お天気の良い日に公園に行って日陰のベンチに座り、

風がそよぐ中、のんびりするのは気持ちの良いものです。

今回はACOOから5分で行ける公園のお話です。


公園の名前は碑文谷公園です。

緑が多く、シラカシ・クヌギ・コナラ等の木々が

生い茂っています。

公園の真ん中には碑文谷池という大きな池があり、

その池の中の島には弁天様が祭られている、

厳島神社があります。


碑文谷池は江戸時代の頃には今よりずっと大きく、

将軍の鷹狩りの地となっていたそうです。

ACOOがある住所、鷹番との関連性がありますね。

その後、碑文谷村の水田用の貯水池として

活用されていたそうです。


碑文谷池が公園になるまでの歴史の紹介です。

明治22年(1889年)5月1日に町村制の施行に伴い、

碑文谷村と衾村(ふすまむら)の一部が合併して

碑衾村(ひぶすまむら)が発足。

昭和2年(1927年)4月1日に碑衾村が町制施行して

碑衾町(ひぶすままち)となり、

昭和7年(1932年)10月1日に荏原郡(えばらぐん)全域が

東京市に編入、

目黒町(めぐろまち)と碑衾町が合併し、

東京市目黒区となりました。

その時に公園地として永久保存することを条件に

東京市へ寄付され、

池畔を公園として整備し新市域公園として

スタートしたそうです。

その頃は釣り堀りもあったようです。

そして市立公園から、

昭和18年(1943年)に都制施行された際に都立公園となり、

昭和25年(1950年)9月に区に移管され、

目黒区の碑文谷公園となり今に至ります。

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碑文谷池の真ん中には噴水もあり、

30分100円でボートを借りて楽しめます。

ボートに乗っていると鴨やアヒルや亀といった動物達を

近くから観察することもできます。


この池にはテナガエビ、スジエビ、コイ、

モツゴ(クチボソとも言い8cm前後の銀白色のお魚)、

アカミミガメ(この幼体はミドリガメ)、

カルガモ、キンクロハジロ(カモの仲間)等、

多くの生物が棲んでいます。


しかし最近ではブルーギルという

本来日本にはいない外来生物の影響で、

昔からいた魚が減っているそうです。

人間のエゴによって持ち込まれた生物が、

日本の生き物達や生態系に悪影響を与えてしまうなんて、

残念でなりません。


池の他にも動物達と遊べる施設があります。

小動物のふれあいコーナー(無料)では、

ウサギやモルモットや犬と遊べますし、

ポニー園やポニー引き馬コースがあり、

小さいお子さん(中学生以下が対象)はポニーに

150円で乗れるんです。


これからの時期、

レジャーで海や山に行くのもいいですが、

たまには近くの大き目な公園に

涼を求めるなんて如何ですか?

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碑文谷公園 (ひもんやこうえん)

東急東横線学芸大学駅 徒歩6分
東京都目黒区碑文谷六丁目9番11号

http://www.city.meguro.tokyo.jp/shisetsu/shisetsu/koen/himonya/index.html


碑文谷公園こども動物広場

東京都目黒区碑文谷六丁目9番31号
電話:03-3714-1548


ボート場 (休業日)

毎週月曜日(月曜日が祝日と重なった場合には営業)と、
12月1日から2月末日まで


小動物のふれあい (営業時間)

午前10時から午前11時30分
午後1時30分から午後3時


ポニー引き馬 (営業時間)

午前10時から午前11時30分
午後1時30分から午後3時

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